トランジションタウン宇和島の立上げを宣言

ソーシャルデザイン

person holding a green plant

トランジションタウンとは

トランジションタウンは、2005年秋、イギリス南部の小さな町トットネスで、パーマカルチャーの講師、ロブ・ホプキンスを中心に始まりました。

日本におけるトランジションタウン運動の普及・啓発を行っている団体であるトランジション・ジャパンによれば、トランジションタウンの活動の考え方は以下の通りです。

エネルギーや食料
心や身体の健康
気候変動や環境の変化
格差社会や、社会に参加できない人の増加
いまの社会が抱えているたくさんの困ったこと、解決しなければならない問題を、あっという間に、魔法のように解消することはできません。
でも、もし地域のコミュニティのつながりを強くしながら、みんなで考え、行動すれば、そうした問題を同時に解決できるかもしれない。それがトランジション・タウンの活動の考え方です

https://transitionjapan.net/about-tt/about-transition-town/

我々もこの考え方に賛同し、ここ宇和島のビーチビレッジ石応を中心として、地域の住民だけでなく、都市部の人々も巻き込んで、真の豊かさについて、ゆっくり考えていきたいと思います。

これから立ち上げ予定のプロジェクト

トランジションタウンの活動の良いところは、できる人が、できる範囲で、無理のない活動をすれば良いところです。ビーチビレッジ石応は地域イノベーション拠点の側面を持つため、民間企業のサポートを受けてビジネスレベルのスピード感で進むプロジェクトもあれば、地域の寄り合い所の側面もあり、井戸端会議を楽しみながらゆったりと進めるプロジェクトも出てくる想定です。

いずれにせよ、サステナブルで真に豊かな暮らしに向かっていくためのコミュニティ活動なら、なんでもOKというスタイルでやってみようと考えています。

現時点で上がっているプロジェクトはこちらです。

釣り旅ベース

四国の西海岸は釣りのメッカとして知られています。太平洋から黒潮が常に流れこむ豊かな海流の影響で魚影が濃く、磯釣りはもちろん、波止からちょっと竿を伸ばすだけでも多様な魚種を狙えます。宇和島の人々の当たり前を、地域外の人たちとの交流ツールとして、一緒に「真の豊かさ」について考えます。

学校菜園

みかん山を学校菜園として保有しています。柑橘を中心とした協生農法を取り入れながら、生態系の理解を深め、レジリエンス高めるための地域での自給自給について考えます。

うぇぶすりーこいん

ブロックチェーンベースの地域通貨で地域経済活性化に挑戦します。

うぇぶすりーだお

デジタル技術を活用し、デジタル生徒会やデジタル村民協議会といった、新しい地域自治のカタチによる地域コミュニティの活性化に挑戦します。

アニマルランド

旧石応小学校の飼育施設を利活用し、資源循環型農業を実践するとともに、生態系の理解を深めます。

手仕事屋

「高揚感の再体験」をコンセプトに、布ぞうりの制作など、地域の高齢者による古着のアップサイクルを通して、生き生きとした暮らしにつなげます。

地域見守り隊

デジタル技術をフル活用した、緩やかな地域の見守りについて考えます。

トランジションタウンの活動に興味のある方は

宇和島市にお住まいの方ならまもなくJoinできます。ビーチビレッジ石応がプレオープンしたら気軽に足をはこんでください。域外の方々については、2024年4月開講予定の「宇和島熱中小学校」のオープンスクール開催を11月に予定しています。そちらにご参加いただくことで、しばらく忘れていた多くの刺激が得られるはずです。

また、中長期で我々と一緒に活動してみたい方は、2024年度中にシェアハウスをオープン予定です。敷金や礼金は不要で、家具付きの部屋に1ヶ月単位で住むことができ、地域で起業したい若者へのサポートも充実させるつもりです。

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